娘が白血病になった

娘〈仮称以下みーたん〉が白血病になったのは一昨年の9月27日。当時まだ1歳2か月。ようやくよちよち歩きができていたずら盛りの真っ最中でした。

↑残像の娘(笑)

正確に診断が下ったのは10月2日。正式名称は急性リンパ性白血病。最初のステージリスクは中リスクでした。

それまではありがたいことに、たいしておおきな病気もせず産休開けるタイミングで保育園に通っていた娘。

それがまさか2カ月で休園することになろうとは…。当時思いもしなかった。

その日は仕事が休みで、微熱が続く娘をかかりつけの病院に連れていっていた。

数週間前から保育園からRSウイルスをもらっていた娘。熱が下がって再び保育園に登園していたが午前中のみ8度ぐらいまで上がり、朝にはまた熱が下がってるという症状が4日程続いていました。

前回RSと診断が下った際に貧血気味という診断もくだっていて兄も同じく貧血持ちだったこともあり、娘もか~という軽い気持ちで薬を飲んでいました。

病院につくと先日の採血の結果が分かり、白血球の数値が異常に上がっているので紹介状を書くのでより大きい病院へ行ってくださいとのことでした。(この先生には足をむけて寝れません。早期に見つけてくださり感謝しかない)

紹介状をもらい、さらに紹介状をもらう

 紹介状をもらって隣市の大きめの市立病院へ行くと問診を受けさらに採血。そうして聞かされたのは更に上がった白血球の数値と血液系の病気の可能性。(この段階で白血球3万越え)ここでようやくもしや大きな病気なのかと不安になりました。娘本人はいたって元気のため風邪だろうと思っていたものが違う理由での発熱かもしれない。

結局紹介状をもらった病院よりもより専門の大学病院への紹介状をもらい、大学病院に向かったのでした。

向かう前、どうしようもない大事になってきているため、義理父,夫私の職場に連絡。内心心臓バクバクでした。そのまま大学入院へ。もしかしたら一週間くらい入院あるかも?思ってたものがどんどんかけ離れていく感じ……。とにかく怖かった。

そして…

 大学病院につくとそのまま再び採血。

すると白血球が6万まで上昇。結果、Max11万まで上昇。増えすぎた白血球を攻撃するため肝臓膵臓が腫れていました。すぐさまヘパリンという薬を投与されました。担当の先生からはまだ全部の検査の結果わからないもののおそらく白血病の疑いが強いことを聞かされました。もうそれだけで涙が止まらず。いったい私が、娘がなにをした?ただただ途方にくれ、同時に保育園にいる息子(当時3歳)のことが心配になりました。ひとまず息子のことは義父と母に頼み私と娘は入院することになりました。

通された個室で、なにがなにやらわからない現状。なにがなんだかわかっていない娘をあやしながら気が付けばスマホでググる日々。そうしてもいいことなんて書いてないのは頭でわかってても調べずにはいられず…。

これからのこと、最悪の事態、今娘に何が起きているのか…。

考えても結論が出ないことばかり。

先生は。

「お母さんにせいではないですよ。」っていってくれたけど、そのあとの遺伝子検査で、娘は治りにくい類になることが判明。

リスクも中リスクから高リスクへと変わり、入院生活も標準リスクの子よりも2~3カ月延びることを告げられ、さらに私のメンタルはどん底へ落ちることになる。

  • 私のなにがいけなかったのか?
  • 妊娠中の行動?
  • 前世で人でも殺したのか?
  • 20代は介護と仕事に明け暮れて、ようやくこれからっておもったのに私の人生なんなん?
  • 娘、まだ1歳なのに?

考えても考えても悪いことしか浮かばず。

病棟内の廊下から元気に走り回る声でさえ辛くて。RSウイルスが体内にまだあるとういうことで初めの1カ月病室からも出れないことも私が病む拍車をかけていました。

一時期は買い出しに行って、親子連れの人を見るたびに泣きそうになり、シチューのCMを見るだけで、あぁ…私はあちら側ではないんだと悲観したりしていました。そうして夜は再びスマホを見ては落ち込む…まさに負のスパイラル真っただ中にいたのです。

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